最近、在宅勤務やテレワークがニュースでも取り上げられています。
在宅勤務・テレワークをする上で様々な注意点がある事はテレビやネットなどで多く書かれていますが、本記事では実際に妻が在宅勤務・テレワークで仕事をしている共働き夫婦の私の経験を基に、「妻が」「夫が」在宅勤務・テレワークの場合、パートナーが気をつけなければいけない事を紹介していきます。
- 在宅勤務・テレワークの業務を理解しましょう
- 在宅勤務・テレワークをしている人特有のストレスは何か?
- 在宅勤務だからって家で何でも出来るわけではない!
- 在宅勤務だからこそ家事は分担すべき!
- 在宅勤務と子育ては必ずしも両立出来るわけではない
- さいごに
在宅勤務・テレワークの業務を理解しましょう
在宅勤務・テレワークだからといって、業務内容が大きく変わるわけではありません。
普段、会社・事務所で行っていた業務を自宅のパソコンで行うということです。
会社によっては一定の時間テレビ電話などを活用して顔が見える状態にするなどありますが、必ずしも顔を見せる事が必要と言うわけではないでしょう。
電話やメールなどのツールを使用して、業務の進捗報告を行う事でテレワーク業務を行うことが出来ます。
在宅勤務・テレワークというとパソコンにカメラをセットしたり、オペレーターが付けているようなヘッドセットをイメージする方もいるかもしれませんがiPhoneのFaceTime機能を利用したりGoogleのハングアウトやチャット機能を使用すれば同様の作業が可能になります。
在宅勤務・テレワークをしている人特有のストレスは何か?
在宅勤務・テレワークをする上で特有のストレスを把握する必要があります。
でも逆にメリットも存在するのも事実です。
例えば、最も大きなものが「通勤時間」。
普通に会社に通勤するとなれば、電車や車である程度の時間を使わなければいけません。都内であれば片道1時間なんて方も多くいるでしょう。
仮に片道1時間であれば1日2時間。月20日勤務であれば40時間!
なんと丸2日弱が通勤に使われる事になります。時間的な事もですが、通勤にかかる時間の為に朝早く起きたり満員電車に揺られて通勤するのは大きなストレスでしょう。
それが在宅勤務・テレワークとなると0になります!
在宅勤務・テレワークを経験した事がない方であっても通勤がないというメリットがどれだけ大きいか想像出来るでしょう。
しかしここに特有のストレスがあるのも事実です。
通勤時間がない分、「家庭」と「仕事」を隔てるものがほぼありません。
なので仕事をしているすぐ隣では「日常」が繰り広げられています。
特に家事をされている方であれば、在宅勤務・テレワークで「仕事」を頑張り一歩場所を変えれば家事をしなければしけない「家庭」が存在しています。
毎日通勤の方から見ればメリットが大きいと感じると思いますが、このような特有のストレスがあることをパートナーの方は理解すべきではないでしょうか?
在宅勤務だからって家で何でも出来るわけではない!
妻・夫が在宅勤務の場合、ついつい考えてしまうのが「家にいるんだから」という言葉。
例えば洗濯機を回しておくとか、晩ご飯の準備をしておくといった点です。
在宅勤務で家にいるからといって洗濯ができるわけではありません。洗濯機を回せばその後干さなければいけませんよね?
そこまで多くの時間的余裕があるわけではないでしょう。
晩ご飯の準備も同じです。
家にいるからといって晩ご飯を作る前の買い物に行けるわけではありません。また仕事と家庭が表裏一体で存在しているので仕事→家事が断続的に継続する事になるのでその大変さは言うまでもありません。
在宅勤務だからこそ家事は分担すべき!
妻・夫が在宅勤務で共働きする事が出来る家庭においては「だからこそ」家事は分担すべきと考えます。
会社へ通勤する夫・妻は仕事に関する時間は通勤時間などで多少多くなりますが、帰り道に買い物など行動に少し余裕が出来ます。
一方、在宅勤務・テレワークを行う夫もしくは妻においては時間的制約は多少減りますが、1日中家の中でいる事になり自由に動き回れる時間は限られます。
だからこそ、朝ご飯を作る担当・買い物をしてくる担当・晩ご飯を作る担当など役割分担をすることが必要になります。
在宅勤務と子育ては必ずしも両立出来るわけではない
家事の部分でも言いましたが、在宅勤務・テレワークが家にいるからといって家のことができるわけではありません。
それは家事以外の子育てでも同じ事が言えます。
例えば1.2歳のお子さんであれば、家にいても何をするかわからないので目を離すことは出来ないでしょう。
保育園などに預けたとしても送り迎えや、帰宅後の世話などで十分に仕事に集中することは難しいといえます。
さいごに
多くのデメリットや大変な点を紹介してきましたが、在宅勤務・テレワークは悪いことではありません。むしろ良いことだと思います。
しかしながらまだまだ在宅勤務・テレワークへの理解は低く、夫・妻などのパートナーでさえ正しく状況を理解するのは簡単ではないでしょう。
在宅勤務・テレワークが決して楽なことではなく、特有のストレスや大変さを持ちながら仕事をしていることを理解しましょう!